霊能力は4つのタイプに分けられる
私たちは元々霊的存在であり、霊的能力を兼ね備えて生まれてきます。
しかしながら、成長するにつれてその能力は弱まっていき、忘れてしまう人が多いです。
よく私は霊感がゼロです、という人がいますが、
霊感は強いか弱いかで、ゼロという人はいません。
そして、その能力は大きく分けると4つに分類され、いずれか1つだけ強い人や、バランスよく強い人など、個人差があります。
超視覚(クリアボヤンス)
超視覚とは、心の目・第3の目で視る能力のことです。
霊視とも言います。
守護霊などガイドさんたち・未浄化霊・生霊・悪霊・憑依されている霊が見える、
オーラが視える、
エネルギー視える、
これらが全て視える人もいれば、ある種類だけ特化して視える人もいます。
五感に頼ることなく、見えないはずの箱の中の物を視ることができたりするのも超視覚の能力です。
また、夢で未来を予知することも超視覚の一種です。
超聴覚(クリアオーディエンス)
超聴覚とは、実際には聞こえるはずのない声や音を、耳で聞く、感じ取る能力のことです。
霊聴とも言います。
守護霊さんなどガイドさんの声が聞こえたり、声の違和感を感じ取れたりします。
うそを言っているのが分かったりするのも、超聴覚の一種です。
声は、実際に頭の中に響いてくる場合もあれば、メッセージが降りてくる感じというものもあります。
ハイヤーセルフの声は、直感という形で降りてきます。
文章で聞こえる人、単語で聞こえる人、感じる人、いろんなタイプの人がいます。
また、その時々で変わることもあります。
超感覚(クリアエッセンス)
超感覚とは、五感を用いることなく、感覚で感じ取る能力のことです。
霊感とも言います。
相手と同じような気持ちになったり、相手の身体の状態と同じようになったりする感覚です。
悲しい場面で、周囲の人が悲しんでいると、自分は別段悲しくないのにつられて泣いてしまうという経験は誰にでもあるでしょう。
それは、その人々の波動に自分が同調してしまったためです。
誰にでもある感覚ですが、その感覚が強い人は、少しの感覚をも捉えてしまうがために、人の気持ちが分かってしまって生きにくいということもあります。
相手の身体の状態に同調する人という治療家の方に話を聞いたことがありますが、
クライアントさんの痛みを自分の痛みとして感じるのでとても辛いそうです。
ある時は、クライアントさんががんを患っていて、その痛みを治療へ向かう電車の中で守護霊さんが伝えてきた時は本当に大変だったそうです。
味覚や臭覚が鋭いという人も、超感覚の一種と言えます。
超認識力
超認識力とは、察知する、認識する、予知する能力のことです。
霊知とも言います。
今まで聞いたことがない、学んだことがないはずなのに、なぜか「知っている」「分かっている」という感覚があります。
超認識力が高い人は、落ち着きがあり、知識が多く、それらを繋げて考えることが出来るので、人を導く指導者に向いています。
自分の霊感度合を診断してみよう
超視覚・超聴覚・超感覚・超認識力、あなたはどの能力が優れているか分かりましたか?
全く何も思い当たるものがないという人はいなかったと思います。
特に日本人は、察する力が強いとされ、
ちょっとした人の表情や仕草から、こんな風に思っているな…と自然に感じ取っています。
日本人にとってはごく普通の当たり前のようなことも、海外の人にはほぼ出来ないことで、これらも超感覚なのです。
また、何かを思い出した時、知らず知らずに頭の中で映像を視ていませんか?
映画を見るように視えたり、写真のように映し出されたり、文字が浮かんで視えたり、という人も中にはいますが、
みんな意識していないだけで、イメージ画像、イメージ映像を自然と第三の目で視ているということに気づきませんか?
霊能者と言われる人たちは、意識的に視ることが出来るわけですが、
一般の人たちも、日々無意識に能力を発揮しているのです。
霊能力を高めるために大切なこと
霊能力を高める前に、なぜ霊能力を高めたいのか、自分に問いかけてみてください。
霊能力が強くなることで、繊細さが増して辛くなることもあります。
ある年齢になるまで能力が開かないように自分で封印してきている人もいます。
一気に能力が開花する人もいますが、多くは、訓練を必要とします。
また、一気に能力が開花した人も、自分ひとりでは能力を使いこなすのが難しく師について学のが望ましいでしょう。
霊能力を高めたいと思う時、一番大切なことは、霊性も同じように高める必要があるということです。
霊能力の高さと霊性の高さは比例しません。
人としての成長をしないまま霊能力だけが高くなった時、とてもアンバランスな人となってしまいます。
超能力が高まり、自分が特別な存在であると思うようになると、人としての成長は止まってしまいます。
そして、結果的に霊能力も頭打ちとなるでしょう。
とにかく焦らず地道にトレーニングを積みましょう。
生まれつき足が速い人も遅い人もいます。
しかし、遅い人も訓練次第でどんどん足は速くなっていきます。
霊能力も同じです。
霊能力向上トレーニング
イメージ力をつけよう
実際にある物・架空の物を思い描いてみよう。
・りんごはどんな形?どんな色?
・好きな芸能人の顔を思い浮かべる。
・チョウチョが飛んでいる様子をイメージしてみる。
・天使・妖精をイメージしてみる。
・駅までの道のりをイメージで歩く。
など、毎日イメージをする習慣をつけよう。
第三の目を開花させよう
第三の目(サードアイ)は、眉間の位置にある第六チャクラのことを言います。
直感やインスピレーション、洞察力といった能力をつかさどると考えられています。
第三の目が開くと、直観力が増したり、ひらめきが冴えわたったりします。
・目を閉じ、眉間に軽く触れ、そこに意識を集中します。深呼吸を繰り返し、眉間から吸い込むイメージをします。
・目を閉じ、瞑想状態に入り、眉間に美しい紫または藍色の光を映し出します。
その光がゆっくりと回転するのを観察します。
根気強く毎日行いましょう。
オーラを視てみよう
オーラは7層に分かれており、第1層はエーテル体といって、色は透明です。水色や灰色に視えることもあります。
第2層はアストラル体(感情層)といって、虹色・白色・黒色です。
第3層はメンタル体といって、黄色に光って視えることがあります。
第4層はコーザル体といって、ピンク色に光って視えることがあります。
第5層はエーテル体テンプレート、第6層はセレスティアル体、第7層はケセリック体といい、光としか認識できません。
オーラの第1層は、コツを教えてもらえば誰にでも視える層です。
第2層以降の色が視えるかどうかは生まれつきの要素が大きく、肉眼で視ることよりも第三の目で視ることに注視しましょう。
何色に視えるかというより、何色に感じるか、「イメージ力」「第三の目を開く」ことが大切なのです。
人の感情を感じてみよう
人にお願いをして、その人の感情を体験させてもらいましょう。
疲れている気がする…
お腹の調子が悪い気がする…
落ち込んでいる気がする…
楽しいことがあった気がする…
素直に感じてみて、答え合わせをしましょう。
対象者がいないと出来ない練習があります。
芸能人の写真を見てオーラを視させてもらったり、モニターを募って体の調子や心の様子を視させてもらったりと、
たくさん練習をしてみましょう。
ただし、人の負のエネルギーに同調することにより体調を崩す場合がありますので、
その可能性があることを踏まえたうえで、慎重に行うことが大切です。
オーラのプロテクションやクレンジングなど、自分を守る方法を学ぶことをお勧めします。
きちんとした指導を受けよう
今スピリチュアルに興味を持つ人が増えています。
カウンセラーさんも、カウンセリングだけでは問題解決出来ないことに気づき始め、スピリチュアルを学ぶ人が増えています。
しかし、現状、しっかりとした知識を持った指導者は多くはありません。
何かが視える、聞こえるということだけで、霊的な仕事をしている人がたくさんいますが、
どこと繋がっているのかさえ知らない霊能者さんも多いのです。
霊能力を高めたいと思った時、自己流で学び続けることはとても危険です。
しかし、知識・能力がない人から学ぶこともまた危険です。
目に見えない世界は幅広く、5次元以上を高次元と呼んでいますが、
5次元以上と繋がっている人はとても少ないです。
指導者選びはとても大切です。
霊能力があることと、教える能力があることとは異なります。
疑いの目を持つことは悪いことではありません。
深い瞑想をすると、ハイヤーセルフ(高次の自分)に繋がることが出来ます。
師を選ぶ時は、自分の選択が正しいかどうか、常にハイヤーセルフに問うてみましょう。